ものを生み出すとき、バッグの作り手という
意識をもったことはありません。
それより、布に触れた結果としての
かたちということなのでしょうか。
帆布という素材を手にして試行錯誤したのです。
絵を描いたり、造形物をつくるように、
このかたちを足したり引いたりしながら
一つの全体像をつくりあげたいと思っています。
ビジョンをもたない全体像というものを
今はまだ想像することはできません。
新しい出会いと感受性によって
変化しながら進んでいきたいのです。